更新日:2017/04/19
サッカーに関わる親の心得として「サカイク10か条」をリリース
弊社が運営する少年サッカー(ジュニアサッカー)の保護者向け情報サイト「サカイク」は、子どもの考える力や自主性を育む親の関わり方を啓蒙していくため、親の心得をまとめた「サカイク10か条」を制定。ツール化し、一般に無料配布をはじめました。
■子どもが心からサッカーを楽しむための|サカイク10か条
子どもが心からサッカーを楽しむために、私たち大人はどのようにサポートすべきなのでしょう? サカイクはこれまで様々な取材を通してずっと考えてきました。
そこで導き出したひとつの結論が「サカイク10か条」です。保護者のみなさんに大切にしてほしい親の心得を10か条にまとめました。サカイクのネーミングは「サッカー×教育」から来ています。子どもが心からサッカーを楽しめるように、子どもを見守り、自立を育む親の関わり方を指しています。
私たちはもっと多くの方々にサカイクを実践してもらい、子どもたちが心からサッカーを楽しめるようサカイクペアレンツの輪を広げていきたいと考えています。
■サカイク10か条をダウンロードできます!
【サカイク10か条】
1.子どもがサッカーを楽しむことを最優先に考えよう
2.今日の結果ではなく、子どもの未来に目を向けよう
3.子どもの力を信じて、先回りせずに見守ろう
4.子どもは小さな大人ではないことを理解しよう
5.コーチやクラブの考えを聞いてみよう
6.ダメ出しや指示ではなく、ポジティブな応援をしよう
7.あなたが子どもの良いお手本になろう
8.子どもの健康や安全に気を配ろう
9.サッカー以外のことを大切にしよう
10.笑顔で子どもとサッカーを楽しもう
以下のページから、サカイク10か条の詳細を確認できます。またPDFをダウンロードできます。
http://www.sakaiku.jp/static/about.html
■今こそ求められるサカイク的なアプローチ
2020年には大きな教育改革が予定され、世の中が大きく変わろうとしています。より社会では「自主性」や「考える力」といった能力が求められるようになり、これまでの教育ではカバーしきれなくなっています。それは親の関わり方も同じです。大人の言うことを聞かせる教育では、その時代を生きる子どもたちに「生きる力」を身につけさせてあげることはできません。
これからの世の中に必要な能力の多くは、サッカーから学ぶことができます。しかし、そのためには、子どもたちがサッカーを楽しむことが不可欠です。自分で考え、判断し、プレーすること。誰かにやらされるのではなく、自分で考えチャレンジすること。子どもが主体的に取り組みチャレンジできる環境が必要になります。
まずは、私たち大人が変わっていかなければなりません。このサカイク10か条が、そのきっかけになればうれしいです。